P.A.C.E. とEmpower@Work

Group of women

Gap Inc. ではすべての女性が潜在能力をフルに発揮し、自らの意志を見つけ声を上げるべきだと信じています。残念ながらジェンダーの不平等は世界的に根強い問題であり、ジェンダーに起因する暴力や差別の経験に始まり、職場やコミュニティ、政府、その他の場所における権力ある地位への就任や発言権の欠如まで、女性と少女に深刻な影響を及ぼしています。

目標

進捗

2022年まで

P.A.C.E. プログラムに100万人の女性と少女が参加

2021年-達成事項

過去15年間、Gap Inc. のP.A.C.E. プログラムは世界中のアパレル業界で働く女性や少女に対し、基礎的な生活スキル、技術的なトレーニング、職場や家庭、コミュニティでの地位向上に向けたサポートを通じ、成功を手にする機会を提供してきました。そして19か国でこのプログラムに参加した女性と少女の数が100万人以上に到達し、彼女たちに声を上げる力と人生の軌道を良い方向へ変える機会を提供したことを誇りに思います。

2025年まで

Gap Inc. の戦略的提携工場のすべてがEmpower@Workへの参加を通じて女性のエンパワメントに投資

測定指標:

工場の女性労働者の50%以上がP.A.C.E. /Empower@Workカリキュラムに登録している戦略的提携工場の割合、および人事管理システムの一環としてEmpower@Workを制度化した戦略的提携工場の割合

2025年まで

AthletaとGapブランドの全工場が2025年までにEmpower@Workに参加

測定指標:

工場の女性労働者の50%以上がP.A.C.E. /Empower@Workカリキュラムに登録している戦略的提携工場の割合、および人事管理システムの一環としてEmpower@Workを制度化した戦略的提携工場の割合

*戦略的提携工場とは当社の総事業費の80%を占める工場を指します。

私たちのアプローチ

Gap Inc. は実践的教育カリキュラムを通じて当社のサプライチェーンで働く女性を支援するため、2007年に革新的なプログラム「個人の能力とキャリアの向上(P.A.C.E. )」を立ち上げました。それ以来、基礎的な生活スキルや技術的なトレーニングを通じて世界中の女性や10代の少女の新たな可能性を切り開くため、このプログラムを地域社会や多くの国へ拡大してきました。現在、Gap Inc. は複数のパートナー企業とともにP.A.C.E. を二つの異なる環境で展開しています。

職場向けP.A.C.E.

Gap Inc. は.業界内のパートナー企業とともにP.A.C.E. カリキュラムを通じて集団としての行動力を生かし、アパレル業界全体で女性のエンパワメントトレーニングやスキルアップの取り組みを足並み揃えて実施することで、女性労働者の地位向上、ビジネス慣行におけるジェンダー平等の実現、政策や各システムの変革を促進につながる持続可能で体系的かつ拡張性のあるプログラムを展開しています。

そして2019年にはILOベターワーク、BSR HERプロジェクト、CARE、国際女性研究センター(ICRW)と連携し、他の職場環境における女性のエンパワメントプログラムの拡大を支援するEmpower@Workの創設メンバーになりました。

Gap Inc. はP.A.C.E. への参加を海外調達ベンダーのスコアカードの要素に組み込み、このプログラムが戦略的優先事項であり、ベンダーとの商業パートナーシップにおいて期待される事項であることをベンダーに理解してもらっています。

P.A.C.E. とEmpower@Workに加え、Gap Inc. は世界中の工場で働く女性の生活にプラスの影響を与えることを目的とした能力構築プログラムを用意しています。これらのプログラムは労働基準を改善し、労働者(特に女性労働者)に利益をもたらし、当社のサプライチェーンの事業継続性と弾力性を補強するために、施設に対して包括的かつ全体的なエンゲージメントモデルを提供しています。

地域社会向けP.A.C.E.

Gap Inc. のP.A.C.E. プログラムを通じた女性と少女へのコミットメントと、女性と少女のエンパワメントを実現するパートナーシップ開拓へのコミットメントはどちらも等しく重要です。グローバル企業としてGap Inc. は世界中の地域社会に広くビジネスを展開しています。こうした機会の認識のもと、2013年に私たちは地域社会の中で女性を支援するために政府や教育機関、その他の機関などとの戦略的なパートナーシップを組み、P.A.C.E.を拡大しました。

2016年には11~13歳と14~17歳を対象に当プログラムを拡大して地域社会向けP.A.C.E. を立ち上げました。これによりP.A.C.E. 修了生の娘たちが、自信と勇気を身に着け、個人のさまざまな問題にさらに効果的に対処するための生活スキルの向上を目指せるトレーニングに参加できるようになりました。ジェンダー平等の文化を創出するため、男性や少年を対象にしたプログラムも開発し、ファイナンス等に関する既存のカリキュラムに加え、女性や少女が直面するさまざまな体験を理解するための新カリキュラムも提供しています。

ジェンダー不平等は水危機などの環境問題にもつながることから、私たちは人と人権の観点から水の問題に取り組む戦略として「水と衛生(WASH)」カリキュラムを2014年に立ち上げました。 そして2017年には女性と水アライアンスの支援のためにP.A.C.E. WASHカリキュラムを活用しました。

2020年初め、私たちはインド政府(農村開発省)と3年間のパートナーシップを結び、旗艦プログラムDDUGKYのもと、P.A.C.E. の生活スキルカリキュラムを統合・拡大しました。このパートナーシップのもと、P.A.C.E.カリキュラムはインド国内の全州に拡大され、青少年の雇用に必要なスキル習得を支援する予定です。2017年以降、私たちはインドのアパレルトレーニング&デザインセンター(ATDC)と密接なパートナーシップを組み、インド繊維産業に対する同団体の使命の支援を強化しています。