Do More Than Sell Clothes

洋服を売る以上のことをする


2022年版ESGレポート

ハイライト

Icon of a woman
130万人

2007年以降、P.A.C.E.
プログラムに参加した
女性と少女の人数

Icon of a glass of water
240万人以上

2017年以降、
「女性と水」を通じて
水のアクセスが改善した人数

Icon of three hands raised in the air
15,000人以上

2007年以降、This Way
ONwardを通じて
雇用された若者の人数

Icon of a certificate
A

CDP Waterに対して得た評価

Icon of cotton
81%

持続可能な方法で調達した
コットンの割合

Icon of fabric swatches
100%

Gap Inc. が使用する生地のうち、PFCベースの加工剤からの切り替えが完了したか使用を廃止したものの割合

目標と進捗

Gap Inc. は自らに責任を課すことを基本姿勢として持続可能性に取り組んでいます。下表に当社の主要目標、現在までの進捗状況、今後の見通しをまとめました。

目標年度はすべて、会計年度を指します。データは2022年度まで(2023年1月28日)までのものです。

女性のエンパワメント
目標 目標年 状況 進捗

P.A.C.E. を通じて100万人の女性と少女を支援する

2022年

達成

2007年以降、P.A.C.E. /RISEを通じて約130万人の女性と少女を支援

Gap Inc. の戦略的提携工場で雇用されている労働者の100%が職場代表委員会を通じて自分たちの声を届けることを 可能にする 2025年 順調

戦略的提携工場の84%に職場代表委員会(関連するベターワークアカデミーの社会的対話指標(SDI)の70%以上を満たし、必要最低限の指標(SDI9、 SDI17、SDI18)を満たしていると定義)を設置

Gap Inc. の戦略的提携工場の100%が、P.A.C.E./RISEへの参加を通じて女性のエンパワメントに投資する 2025年 順調

戦略的提携工場の35%において、工場の女性労働者の50%以上がP.A.C.E. /RISEカリキュラムに登録またはカリキュラムを修了 

戦略的提携工場の94%が、人事管理システムの一環として P.A.C.E. /RISEの制度化を完了

Gap Inc. のすべての戦略的提携工場で監督者レベルのジェンダー比均衡を達成する 2025年 順調

戦略的提携工場の18%が監督者レベルのジェンダー比均衡を達成

サプライヤーの戦略的提携工場における監督者の49%が女性(グローバル)

全工場でジェンダーに基づく暴力の防止・対応管理体制を敷き、この問題を取り上げるトレーニングを実施する 2025年 順調

工場の46%でジェンダーに基づく暴力の防止・対応管理体制を敷き、この問題を取り上げるトレーニングを実施

工場の79%で、ジェンダーに基づく暴力やハラスメントを含む苦情および提案をするための苦情処理メカニズムが機能している。工場の53%では、 労働者の100%が毎会計年度ジェンダーに基づく暴力の防止・対応管理に関する研修を受講している

Gap Inc. の調達の80%を緑色に格付けされた工場に割り当てる 2025年 順調 購買額の78%が緑色に格付けされた工場に割り当て済み
2023年末までに対象のすべてのティア1工場がSLCPおよび/またはILO-IFCベターワークを含む業界全体の取り組みに 参加し、すべてのティア2の戦略的提携工場が2025年までに参加することを目指す 2023年/2025年

順調

対象となるティア1工場の99%が参加

ティア2戦略的提携工場の97%が参加

Gap Inc. の事業費の90%を占める全ベンダーにBetter Buyingへの参加を要請、ブランド間でスコアを分離し、     購買慣行の改善点に関する年次報告書の公表を目指す 2025年 順調

Gap Inc. の事業費の90%を占める全ベンダーにBetter Buyingへの参加を要請。購買慣行の改善点に関する年次報告書を公表する取り組みを継続

機会の実現
目標 目標年 状況 進捗

Old Navy店舗の未経験者採用のうち5%を毎年This Way ONwardの修了者から採用する

2025年

順調

Old Navyの店舗未経験従業員の4%をThis Way ONwardを通じて採用

This Way ONwardを通じて2万人の若者を支援

2025年 順調

2007年のプログラム開始以来15,000人以上の若者が参加

豊かな地域社会づくり
目標 目標年 状況 進捗

水レジリエンスを備えたバリューチェーンをサポートする

2050年

順調

2030年目標(下記参照)を中間段階のマイルストーンとして設定

水ストレスに悩まされている地域における水の還元量が使用量を上回ることを目指す

2050年 順調

2030年目標(下記参照)を中間段階のマイルストーンとして設定

衣料品の製造や自社運営施設で使用する水と同等の水を削減し、浄化した水を自然に還元する

2030年

新目標

基準値と状況に応じた目標値の設定

アパレル産業に携わる500万人の清潔な水や上下水設備へのアクセスを改善する

2030年

新目標

これまでに実現した水へのアクセスの影響をさらに拡大するため、新たなパートナーシップを構築

200万人(うち100万人は女性)の飲料水と上下水設備へのアクセスを改善する

2023年 順調

240万人以上を支援

Gap Inc. のサプライチェーンの有害物質ゼロ排出に向けて取り組み、2023年までにPFCベースの加工剤を排除する

2023年 達成

当社が使用するすべての生地において、PFCベースの加工剤から切り替えを完了または使用を廃止。全社レベルで、PFCを使用せずに撥水または防汚性能を備えた衣服とアクセサリーの95%を生産(2020年の7%、2021年の38%から上昇)。全社レベルで生産している衣服とアクセサリーの約1%に撥水または防汚加工が施されており、2021年の1.5%から減少

(PFCベースの加工剤(PFAS、すなわちパーフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物をベースとするものと定義される)は、生産現場で意図的に使用されることはなくなりました。2023年1月1日時点で購入可能な商品のほとんどは、PFCベースの加工剤を使用せずに製造されていますが、輸送、店舗在庫のスケジュール、戦略により購入可能な一部の商品には引き続きPFCベースの加工剤が使用されています。)

気候

スコープ3の購入商品やサービスからの温室効果ガス(GHG)排出量を2017年比で30%削減する

2030年 順調 2021年のスコープ3の購入商品やサービスからの排出量を、2017年比で25%削減。2022年のデータは2023年後半に当社ウェブサイトで公開予定

スコープ1および2の温室効果ガス排出量を2017年比で90%削減する

2030年 順調

2021年のスコープ1およびスコープ2の排出量を2017年比で64%削減。2022年のデータは今年後半に当社ウェブサイトで公開予定

自社運営施設が使用する電力の100%を再生可能エネルギーでまかなう

2030年 順調

2021年、自社運営施設での使用電力の37%が再生可能エネルギーによってまかなわれた。2022年のデータは2023年後半にウェブサイトで公開予定

バリューチェーン全体で実質排出量ゼロを達成する 2050年 順調 二酸化炭素排出量(カーボンニュートラル)の目標をネットゼロへ移行
商品

すべてのコットンを持続可能な方法で調達する(ベターコットン(旧BCI)、米国産綿花認証(USCTP)、オーガニック、イン・コンバージョン(転換期間中有機栽培コットン)、リサイクルコットン、環境再生型コットンと定義)

2025年 順調

81%のコットンを持続可能な方法で調達

ポリエステルの45%以上を再生資源(rPET)から調達する(ブランドによってはさらに高い目標を掲示)

2025年 順調

ポリエステルの16%をリサイクル原料から調達

廃棄物と循環型社会

ファッション協定のコミットメントに従い、不要または再生再利用の難しいプラスチックを、消費者向け包装資材からは2025年までに、企業向け包装資材からは2030年までに排除する

2025/2030年

順調

Gap、Old Navy、Banana Republicで使用されているショッピングバッグ(不要または再生再利用の難しいプラスチックの大半を占める)の49%を 紙資材に移行。Athletaの袋は100%再利用可能であり、今回の計算には含まれない

ファッション協定のコミットメントに従い、2025年までに消費者向け包装資材の半分以上を、2030年までに企業向け 梱包材の半分以上を、100%再生素材にする

2025/2030年

順調

消費者向け配送用ビニール袋の50%と物流向けポリ袋資材の100%に再生資源を使用。消費者と企業向けに使用されるプラスチック包装資材の 測定を継続的に拡大