Inclusive, by Design

多様性を受け入れる、 デザインを通じて


2021年版ESGレポート

ハイライト

Icon of a woman
100万人以上

2007年以降、P.A.C.E.
プログラムに参加した
女性と少女の人数

Icon of three hands raised in the air
10,600人以上

2007年以降、This Way
ONwardを通じて
雇用された若者の人数

Icon of a glass of water
1.5万人以上

2017年以降、「女性と水
アライアンス」を通じて
水のアクセスが改善した人数

Icon of a certificate
A-

CDP Climate(気候)と
Water(水)に
対して得た評価

Icon of cotton
79%

持続可能な
方法で調達した
コットンの割合

Icon of fabric swatches
92%

Gap Inc. が使用する生地のうち、PFCベースの加工剤からの切り替えが完了したか使用を廃止したものの割合

目標と進捗

Gap Inc. は自らに責任を課すことを基本姿勢として持続可能性に取り組んでいます。下表に当社の主要目標、現在までの進捗状況、今後の見通しをまとめました。

目標年度はすべて、会計年度を指します。データは2021年度まで(2022年1月29日)までのものです。

女性のエンパワメント
目標 目標年 状況 進捗

P.A.C.E. を通じて100万人の女性と少女を支援する

2022年

達成

2021年度末時点で、P.A.C.E. を通じて100万人以上の女性と少女を支援
当社の戦略的提携工場で雇用されている全労働者が代表者やジェンダー比が均等な事業所委員会を通じて彼らの声を届けることを可能にする 2025年 基準値を設定中

Gap Inc. は以下の主な業績指標(KPI)を策定:

  • ジェンダー比率が均等な事業所委員会が設置されている戦略的提携工場の割合

  • 事業所委員会がベターワークアカデミーの社会的対話指標(SDI)のうち関連するものにおいて70%以上を満たし、かつ必要最低限の指標(SDI9、SDI17、SDI18)を満たしている戦略的提携工場の割合

当社の戦略的提携工場(当社の総事業費の80%を占める工場)のすべてが、Empower@Workへの参加を通じて女性のエンパワメントに投資する 2025年 基準値を設定中

Gap Inc. は以下の主な業績指標(KPI)を策定:

  • 工場の女性労働者の50%以上がP.A.C.E. /Empower@Workカリキュラムに登録している戦略的提携工場の割合
  • 人事管理システムの一環としてEmpower@Workを制度化した戦略的提携工場の割合
当社のすべての戦略的提携工場で監督者レベルのジェンダー比均衡を達成する 2025年 基準値を設定中

Gap Inc. は以下の主な業績指標(KPI)を策定:

  • 監督者レベルのジェンダー比均衡を達成した戦略的提携工場の割合
  • 全世界のサプライヤーの戦略的提携工場における監督者のうち、女性が占める割合
全工場でジェンダーに基づく暴力の防止・対応管理体制を敷き、この問題を取り上げるトレーニングを実施する 2025年 基準値を設定中

全工場でジェンダーに基づく暴力の防止・対応管理体制を敷き、70%の工場でこの問題を取り上げる社内トレーニングを実施

Gap Inc. は以下の主な業績指標(KPI)を策定:

  • ジェンダーに基づく暴力、ハラスメント、虐待の事例報告など、従業員の苦情および提案を奨励するための苦情処理メカニズムが機能している調達工場の割合
  • 全従業員が毎会計年度、ジェンダーに基づく暴力の防止および対応に関するトレーニングを受けている調達工場の割合
Gap Inc. のソーシングの80%を緑色に格付けされた工場に割り当てる 2025年 順調 調達量の68%が緑色に格付けされたサプライヤーに割り当てられている
SLCPやILOベターワークを含む業界規模の取り組みに、2023年までにGap Inc. のすべてのティア1施設が、2025年までにすべてのティア2の戦略的提携工場が参加する 2023年/2025年 要対応
  • ティア1工場の75%が参加
  • ティア2戦略的提携工場の40%が参加
Gap Inc. の事業費の90%*を占める全ベンダーをBetter Buyingに招待し、ブランド間でスコアを分離し、購買慣行の改善点を毎年公表することを目指す 2025年 基準値を設定中 前回の目標は、Gap Inc. の全ベンダーに適用。2021年に、当社が最も大きな影響力を持つベンダーに焦点を当てるため、ビジネス支出の上位90%を占めるベンダーに適用するよう目標を修正

機会の実現
目標 目標年 状況 進捗

Old Navy店舗の未経験者採用のうち5%を毎年This Way ONwardの修了者から採用する

2025年

順調

2021年、Old Navyの店舗未経験従業員の3%をThis Way ONwardを通じて採用

This Way ONwardを通じて2万人の若者を採用する

2025年 順調

2007年のプログラム開始以来10,600人以上の若者が参加、2021年には1,170人を採用

豊かな地域社会づくり
目標 目標年 状況 進捗
水:2050年までに水ストレスに悩まされている地域における水の還元量が使用量を上回ることを目指す

水レジリエンスを備えたバリューチェーンをサポート

2050年

基準値を設定中

基準値と状況に応じた目標値の設定中

200万人(うち100万人は女性)の飲料水と下水設備へのアクセスを改善する

2023年 順調

2021年度末時点で、150万人に対するエンパワメントを実現

Gap Inc. のサプライチェーンの有害物質ゼロ排出に向けて取り組み、サプライチェーンからPFCベース仕上げ剤をすべて排除する

2023年 順調 防汚性・耐水性商品の38%に非PFCベースの仕上げ材を使用。Gap Inc. で使用する生地の92%をPFCベースの仕上げ剤が施されていない生地あるいは代替のものへの変換に成功
気候:2050年までにバリューチェーン全体で炭素排出量実質ゼロを目指す

購入商品やサービスからの温室効果ガス(GHG)排出量であるスコープ3の排出量を2017年比で30%削減する

2030年 順調 2020年のスコープ3のデータは2022年に取得予定

スコープ1および2の温室効果ガス排出量を2017年比で90%削減する

2030年 順調 2020年のスコープ1および2の排出量を2017比で39%削減。2021年のスコープ1および2のデータは今年後半に当社ウェブサイトで公開予定

2017年比で、世界中の自社運営施設が使用する電力の100%を再生可能エネルギーでまかなう

2030年 順調 2020年、使用電力の17%が再生可能エネルギーによってまかなわれた。2021年のデータは今年後半にウェブサイトで公開予定
商品

すべてのコットンを持続可能な供給源から調達する。持続可能な供給源とはベターコットン(旧BCI)、米国産綿花認証(USCTP)、オーガニック、イン・コンバージョン(転換期間中有機栽培コットン)、再生コットン、リジェネラティブと定義する。

2025年 順調

79%のコットンを持続可能な方法で調達

ポリエステルの45%以上を再生資源(rPET)から調達(ブランドによってはさらに高い目標を掲げている)

2025年 順調

ポリエステルの10%をリサイクル原料から調達

循環と廃棄物

不要かつ再生利用の難しいプラスチックを排除

2030年 要対応 トラッキング中