私たちのアプローチ
デザインや開発プロセスの他の側面と同様に、当社の購買決定や慣行が与える影響をよりよく理解するための取り組みであるBetter Buyingへ参加するなど、購買慣行を改善する取り組みを行っています。ソーシングチームはこの情報をもとにサプライヤーの能力に応じて発注を行うシステムを開発します。
また、Gap Inc.はベンダー行動規範（COVC）や、Higg Index、P.A.C.E. などベンダーのスコアカードに社会や環境に関する要素を含めることによって、購買決定にもサステナビリティを組み込んでいます。これらのプログラムには任意参加のものもありますが、当社が組み込んでいくことによって、スコアを上げようと施設がプログラムに参加するようになったり、主な指標におけるベンダーのパフォーマンスが当社のソーシングチームにも可視化されます。
調達に関する決定および責任と、当社の社会的サステナビリティ目標をすり合わせるための取り組みによって国際労働基準の順守におけるサプライヤーのパフォーマンスも改善しました。2019年にオックスフォード大学およびトロント大学の研究者が実施した独立調査によると、当社のアプローチがCOVC基準におけるサプライヤーのパフォーマンスを向上する効果的なモデルであると確認されました。
今後も、Better Buyingのような取り組みを通じて当社の購買慣行に対するフィードバックを求めていきます。明らかになった内容をもとに、関係者と協議しながら当社の購買慣行を改善し、サプライチェーン上の労働者への影響を考慮する新たなアプローチを模索する予定です。
コットン調達に関する当社の声明はここからご確認ください。