Gap Inc.

2022年8月25日

* 以下は、米国本社Gap Inc.のプレスリリースの日本語訳です。英語の原文を読むにはこちらをクリック
 

サンフランシスコ2022825存在意義を明確に打ち出すライフスタイルブランド、Old Navy、Gap、Banana Republic、Athletaを傘下に持つ米国最大手のスペシャルティリテーラーであるGap Inc.(NYSE: GPS)が、2022年7月30日を終了日とする2022年度第2四半期の業績を発表しました。

Gap Inc. のエグゼクティブチェアマンであり、暫定CEOを務めるBob Martinは次のように述べました。「私たちは重要な局面を迎えています。Gap Inc. の新たなCEOを選任するまでの間、私はこの会社の成功への深いコミットメントと変革への焦燥感を持って暫定プレジデント&CEOとしての役割を担います。さまざまなブランドや市場でグローバルリテール業界の舵取りを経験してきたことから、傍観者の立場からこの仕事に取り組むつもりはありません。営業費用の削減と不良在庫の減損により収益性および短期的キャッシュフローの最適化を進めるためのアクションを取っていきます。不安定な市場を背景に在庫が増加しマージンが圧迫されている現状ではありますが、Gap Inc. は強みを活かしてこうした課題を乗り越え、勝利するだけの能力を十分に持ち合わせています。

Gap Inc. のアイコニックなブランド、強力なアセット、確立された価値観、そして大規模なオムニプラットフォームは私たちの戦略的方向性の中核をなします。私たちのカスタマー、株主のみなさまが期待する、収益性の高い成長に必要な事項を達成する能力を私たちのチームは備えています。とりわけ、持続可能な変化の実現につながる行動を取り入れていけば、当社の潜在能力を引き出し、 長期的な価値創造を推進できると確信しています」。
 

2022年度第2四半期財務結果

  • 純売上高は38.6億ドル、前年比8%減。
  • 既存店売上高は前年比10%減。
  • オンライン売上高は前年比6%減で、対純売上高総額比率は34%。
  • 店舗売上高は前年比10%減。当四半期末時点の店舗数は40か国以上で営業する3,390店舗、その内直営店は2,799店舗。
  • 売上総利益率は決算書ベースで34.5%、不良在庫減損関連費用5,800万ドルを除外した調整ベースでは36.0%で、前年比で730ベーシスポイントのレバレッジが引き下げられました。
  • 商品利益率はは決算書ベースで前年比850ベーシスポイント減、不良在庫減損費用の調整を行うと700ベーシスポイント減でした。商品利益率は、一時的な空輸コストの増加(推定 5,000 万ドル、130ベーシスポイント相当)によりマイナスの影響を受け、残りの約 570bp は主に Old Navy の割引率の上昇とインフレによる商品価格上昇により減少しました。 この減少は、Banana Republicにおける割引の減少の効果により、一部相殺されました。Banana Republicの割引の削減による便益が、上記のマイナスの一部を相殺しました。
  • 賃料、共益費、減価償却費は主に当四半期の売上高減を要因として前年比で30ベーシスポイント引き下げられました。
  • 当四半期の決算書ベースの営業損失は2,800万ドルで、決算書ベースの営業損失率は0.7%でした。調整ベースの営業利益は6,500万ドルで、調整ベースの営業利益率は1.7%でした。 調整ベースの営業利益および営業利益率は、不良在庫の減損とOld Navyのメキシコ事業の譲渡に関連する費用3,500万ドルを除外しています
  • 決算書ベースの純損失は4,900万ドル。不良在庫の減損およびOld Navyメキシコに関連する費用を除外した調整後純利益は3,000万ドル。
  • 決算書ベースの希薄化後1株当たり損失は13セント。不良在庫の減損およびOld Navyメキシコに関連する費用を除外した調整ベースの希薄化後1株当たり利益は8セント。決算書ベース、調整ベースの希薄化後1株当たり利益には、当四半期中の空輸コストの一時的増加に関連する影響10セントが反映されています。


2022年度第2四半期貸借対照表およびキャッシュフローの要点

  • 当四半期の現金および現金同等物の期末残高は7億800万ドル。
  • 営業活動に伴う純現金収入はマイナス2億700万ドル。営業活動に伴う純現金収入から有形固定資産の取得による支出を差し引いた年初来のフリーキャッシュフローは、マイナス6億1,300万ドルでした。
  • 棚卸資産の期末残高は前年比37%増の31億ドル。その約10パーセントポイントを梱包済み保管中在庫が、7パーセントポイントを輸送中在庫が占めます。増加した残高のうち半分以上を、ベーシック商品が占めています。
  • 当社は当四半期に有担保リボルビングクレジットファシリティの修正と延長を完了し、資本構造における柔軟性と流動性を高めつつ、緩やかな価格改善を確保しました。
  • 設備投資は2022年度累計で4億,600万ドルでした。
  • 自社株買いは5,700万ドル、570万株。
  • 第2四半期の配当金の支払額は1株当たり15セント、総額5,500万ドル。
  • 取締役会は2022年度第3四半期の配当金を1株当たり15セントとすることを承認しました。
     

非GAAP財務指標である調整ベースの売上総利益、営業利益、営業利益率、純利益、実効税率、希薄化後1株当たり利益およびフリーキャッシュフローに関する追加情報はこれら指標に最も直接的に対応する当該期間のGAAP指標との比較と共に本プレスリリースの最後にある表に掲載されています。

 

2022年度第2四半期グローバルブランドの結果

Old Navy

  • 純売上高は21億ドル、前年比13%減。当四半期の売上高には、サイズとアソートメントのバランスが取れていなかったこと、継続中の在庫納品遅延、主要カテゴリーの一部で見られた商品アクセプタンスの問題、ならびに消費者の収入減に起因する需要減退による悪影響が見られました。
  • 既存店売上高は15%減。

Gap

  • 純売上高は8億8,100万ドル、前年比10%減。当四半期中のカテゴリー構成の不均衡が影響しました。また、戦略的閉店も純売上高の減少の要因となりました。さらにGapアウトレット事業は、低収入の消費者に影響を及ぼしているインフレ圧力を要因とし、短期的に軟調に推移しています。
  • グローバル既存店売上高は7%減。ノースアメリカの既存店売上高は10%減。

Banana Republic

  • 純売上高は5億3,900万ドル、前年比9%増。引き続き、エクスペリエンスの差別化を通じた高品質な商品の提供に力を注いでいます。昨年のブランドリローンチにより生じた便益を享受しつつ、現在の消費者動向の変化を事業に生かしていきます。
  • 既存店売上高は8%増。

Athleta

  • 純売上高は3億4,400万ドル、前年比1%増。認知度向上とウィメンズアクティブ/ウェルネスカテゴリーの権威としての地位確立に向け進歩が見られる一方、消費者の嗜好がアスレジャーからオケージョン服や通勤向けカテゴリーへと移行していること、またスプリング/サマーの商品アクセプタンスが控えめにとどまるという課題が影響し、軟調に推移しています。
  • 既存店売上高は8%減。
     

2022年度の見通し

Gap Inc. のエグゼクティブバイスプレジデント、CFOのKatrina O’Connellは次のように述べました。「Gap Inc. は長期的に利益を生み出せる4つの強固なブランドを傘下に持ち、ポートフォリオのレバレッジを有していますが、昨今の実行上の課題に先行きの見えないマクロ動向が重なり、コントロール可能な要素を管理し、当社の事業全体で改善を図るために必要なアクションを取る必要が生じています。短期的な対策として、在庫の順次削減、変化し続ける消費者ニーズにより適切に対応するためのアソートメントのバランスの再調整、投資の積極的な管理と再評価、バランスシートの強化に取り組んでいます。まだやるべきことはありますが、長期的な成長、利益拡大、株主への利益還元に向けGap Inc. の軌道を修正するための適切なステップを踏み始めていると信じています」。

当社で現在取っている対応、CEOの交代を進めている最中であるという状況に加え、不透明なマクロ環境を理由として、前回発表した2022年度の見通しを撤回いたします。2022年度末までの見通しに関しては下記のとおりコメントを発表するとともに、本日太平洋時間午後2時に開始する第2四半期の業績発表のカンファレンスコールにおいてさらなる詳細を発表いたします。

売上:

  • 特に低収入の消費者に影響を及ぼしていたインフレおよび原油価格の高騰が6月に落ち着き始めたことから、7月および8月の売上動向には他の小売企業と同様に改善が見られました。アソートメントのバランス調整において進歩が見られるものの、2022年度下期の収益との関連においては、消費環境に照らし、慎重さを保ちつつ前向きな見方を維持しています。

売上総利益率と棚卸資産:

  • 2022年度下期には航空運賃が正常化し、昨年の空輸費用投資を回収するため、前年比約400ベーシスポイントのマージンレバレッジが見込まれます。2022年度下期中には、空輸費用のレバレッジのおよそ50%がコストインフレーションによるレバレッジ引き下げにより相殺される見込みであり、賃貸料、施設費、減価償却費は前年比並みかレバレッジが引き下げられる見込みです。
  • 当社は品揃えと在庫の適正化に取り組んでいますが、割引率については予想に対して最も大きな変動が見られました。割引率の短期的見通しがさらにつきにくくなっている原因は、不確実な消費者環境とプロモーション傾向が強まっている環境にあります。
  • 当社は、第3四半期末の在庫の増加が大幅に抑制されることを見込んでおり、在庫処分、入荷量の削減、および昨年の高い水準にあった入荷待ち在庫の解消などから、2022年度末には在庫が前年同期比でマイナスとなることを目標としています。春までには、より迅速に反応できる手段の活用を開始し、需要の傾向に合わせた適切な在庫量調整を柔軟に行えるようになると想定しています。

販管費:

  • 営業費用は2023年度にはその影響が増大し、来年通常化するインセンティブコンペンセーションを相殺すると思われるため、その削減に向け、対策を取っています。

設備投資:

  • 設備投資の一部を削減または延期し、下半期に予定されていたOld Navyの新店舗数も減らしたことで、現在は2022年度の設備投資を約6億5,000万ドルと見込んでいます。

その他:

  • 2022年度はAthletaで30から40店舗、Old Navyで20から30店舗の開店を見込んでいます。350店舗を閉店する計画の一環として、ノースアメリカのGapおよびBanana Republicの50店舗を今年度中に閉店する予定です。
  • ヨーロッパ事業のパートナーシップモデルへの移行が完了しイギリスのディストリビューションセンターを売却するため、当社は引き続き、第3四半期にGAAPベースの純利益が得られると見込んでいます。この想定は2022年度第3四半期の調整ベース希薄化後1株当たり利益に反映されています。
  • 2022年度の希薄化を相殺するという目標は達成し、今年度末までこれ以上の自己株式の取得は行わない予定です。
     

ウェブキャスト及びカンファレンスコールについて

本日、太平洋時間午後2時頃から3時頃まで、Gap Inc. のインベスターリレーションズのヘッドを務めるCammeron McLaughlinが、当社の2022年度第2四半期の業績について概要説明を行います。この内容はカンファレンスコール及びウェブキャストで実況中継されます。概要説明には暫定CEOのBob MartinのとCFOのKatrina O’Connellも同席します。

カンファレンスコールにアクセスするには、こちらのリンクにて事前登録をお願いいたします。ダイヤルインに関する詳細は上記リンクでの登録者にお送りいたします。

本概要説明の生配信ウェブキャストはこちらのリンクからご覧いただけます。また、investors.gapinc.comにて録画の配信も行います。
 

GAAP財務指標の公表
本プレスリリースには米国で一般に公正妥当と認められる企業会計の基準とされるGAAPに従わずに算出された、「非GAAP財務指標」が掲載されています。以下に説明する非GAAP財務指標の目的は、投資家に対し当社の財務パフォーマンスに関する有益な情報を追加提供し、過去のパフォーマンスと今後の見通しの総合的理解を強化し、経営陣が財務面、経営面での意思決定に使用する重要な指標に対する透明性を向上することです。当社では投資家が経営陣の視点から財務パフォーマンスを見られるよう、また、当社の本質的な財務パフォーマンスを複数期にわたり同業界の他企業との比較において計算するための追加のツールとして活用できると考えているため非GAAP財務指標を提供しています。本プレスリリースに掲載されている各非GAAP財務指標の使用目的に関する追加情報は本プレスリリースに付属する財務諸表に記載されています。

本プレスリリースに掲載されている非GAAP財務指標は調整後売上総利益率、調整後営業利益、調整後営業利益率、調整後実効税率、調整後営業利益、調整後希薄化後1株当たり利益、フリーキャッシュフローです。これらの指標では、本プレスリリースに付属する財務諸表で発表される一部の項目に対する影響を除外しています。

当社で使用する非GAAP財務指標はGAAPに従って算出された財務パフォーマンスの数値を代替するもの、またはそれらに優先するものとして考慮されてはならず、計算方法や調整の対象とする項目や事象の違いから他社で使用される類似名称の指標とは一致しない場合があります。 当社より投資家のみなさまに対しては、非GAAP財務指標およびそれらと直接比較が可能な本プレスリリース付属の財務諸表に掲載されているGAAP財務指標の照合を確認することとし、単一の財務指標のみによって事業分析を行わないよう強くお勧めします。当社が使用する非GAAP財務指標は、GAAPが定める標準的な定義がなく、いかなる包括的な会計規則もしくは原則に基づくものではないため、投資家にとっての有用性は限定的です。

 

将来の見通しに関する記述

本プレスリリース及び関連するカンファレンスコールやウェブキャストには、1995年米国私的証券訴訟改革法の「免責」条項に定義される将来の見通しに関する記述が含まれています。純粋に過去の事実に基づく記述以外はすべて将来の見通しに関する記述です。「予想する」、「見込む」、「考える」、「推定する」、「意図する」、「予定である」、「見積もる」などの用語やこれらに類似した表現も将来の見通しに関する記述とされます。将来に見通しに関する記述には、以下に関する記述が含まれます:あらゆるマクロ環境において競争に勝つこと、Old Navyの成長可能性、Athletaの成長可能性、Athletaの長期的な収益年平均成長率、長期的に価値還元を行い収益性の高い成長を実現すること、当社のポートフォリオを生かして競争し勝利を収めること、2022年度下期の在庫削減、不良在庫の減損、今後の受領商品量の削減、アソートメントのバランスの再調整、間接費および営業費用の削減とそれに関連する対策、技術、デジタル、マーケティングへの投資の再評価、バランスシートの強化、2022年度中のAthletaおよびOld Navyの新規開店予定数、2022年度中のGapおよびBanana Republicの閉店予定数、2022年度下期に主要カテゴリーにおける主導権を維持すること、カスタマーを引き寄せるためのOld Navyのバリューブランドとしての位置づけ、Old Navyのアソートメントのバランス改善と親和性の向上、デニム、アクティブ、キッズベビー分野におけるOld Navyの主導権を維持すること、Old NavyのBODEQUALITYのストア展開の最適化、Old Navyでの主要サイズの在庫確保、Gapのカテゴリー構成の不均衡の改善、Athletaのマーケットシェア獲得、2022年度下期に向けたAthletaの位置づけ、Athletaのヘルス、ウェルネス分野における長期的変化と成長を活用すること、Athletaにおける長期的な大規模成長の促進、2022年度第2四半期中の不良在庫一掃により見込まれる便益、2022年度下期中の空輸費用、2022年度下期中のコストインフレーションによるレバレッジ引き下げ、2022年度下期の賃貸料、施設費、減価償却費、2022年度下期の棚卸資産の増加、需要に応じた在庫を持つためより迅速に対応できる手段を2023年に活用すること、営業費用の削減により見込まれる便益が生じるタイミング、計画されているイギリスのディストリビューションセンターの見込み売却益、梱包済み在庫を保管する戦略とそこから見込まれる便益、将来のアソートメントに梱包済み保管中在庫を組み込む当社の能力、在庫に関する改善と生産性、当社のブランドが再活用を始めた迅速対応機能の利点を生かし2022年、2023年の需要に追いつくこと、2022年度第3、第4四半期の期末在庫、2022年度下期と2023年度それぞれの現金水準、2022年度に見込まれている設備投資、当社の配当ポリシー、当社の株式買戻しプログラム、成長、利益率拡大、長期的な株主価値の実現、短期的な収益性とキャッシュフローの最適化、当社の戦略的方向性と将来性、2022年度下期の全体的な収益への期待値。

これらの将来の見通しに関する記述にはリスクや不確定要素が含まれるため、将来の見通しに関する記述に記載されている内容から当社の実績がかけ離れる原因となる重要な要素も存在します。これらの要素には以下のリスクが含まれますが、これらに限定されません。いずれのリスクも当社の財政状態、経営成績、信用に悪影響を与える可能性があります:新型コロナ感染症の世界的流行に関連する世界的な経済環境および地政学的環境、個人消費動向、リスク、当社が効果的な在庫量管理が行えないリスクおよびそれが売上総利益率と売上に及ぼす影響、インフレが継続して当社の費用増を引き起こし消費需要にも悪影響を及ぼしうるリスク、経営陣の現時点での予想よりも経済状況が悪化するリスク、グローバルサプライチェーン内の遅延により販売に適した時期を過ぎた後に在庫が入荷するリスク、当社または当社のフランチャイズ加盟社が衣料品の流行や消費者嗜好の変化の評価または十分に猶予を持って対応することに失敗するリスク、納品遅延と商品アクセプタンスの問題により多額の減損費用が生じるリスク、主要幹部の後任人事や人材の保持・適任者の継続的誘致に失敗するリスク、ブランドイメージおよび評判の維持・強化・保護に失敗するリスク、当社のESG施策への社会的注目の高まりもしくは当社が宣言したESG目標を達成できないことがブランドイメージや評判に影響するリスク、米国および国際市場における当社事業の激しい競争、さまざまなリスクや不確実性にさらされる戦略的取引への参加または参加を模索すること、カスタマー、デジタル、オムニチャネルショッピングに関わる施策への投資が期待通りの結果をもたらさないリスク、グローバル調達と製造に関連した当社事業(費用およびグローバルサプライチェーンを含む)に対するリスク、ベンダーが当社の定めるベンダー行動規範を順守できない場合など海外からの商品輸入に関連した当社の評判や事業活動に対するリスク、当社が費用の増加、法律違反、法律上および財務上の重大な残余リスクおよび当社のセキュリティ対策への信頼喪失をもたらす恐れのあるデータの漏洩または脆弱性にさらされるリスク、当社のITシステムの障害や更新・変更により当社の業務が中断されるリスク、当社の国際的な事業拡大が成功しないリスク、フランチャイズ加盟社あるいはライセンシーが当社のブランド価値を傷つけうるリスク、貿易問題が費用の増大や当社への衣料品供給量の縮小を引き起こすリスク、外国為替レートの変動リスク、当社の既存店売上高や利益率に変動が生じるか当社が金融市場からの期待に沿えないリスク、自然災害や公衆衛生の危機(新型コロナ感染症が流行する現在の状況やそれに類するものを含む)、政治危機(現在のロシア・ウクライナ間の紛争などを含む)、世界的な気候の悪化、その他の大惨事が起きるリスク、当社または当社のフランチャイズ加盟社が新店舗の開店地の特定・交渉・確保や、既存店舗のリース契約の効果的な更新・改定・解約に失敗するリスク、当社が種々の法的手続き・訴訟・紛争・賠償請求に対する弁護に失敗するリスク、適用法や規制の遵守または規制や行政の変化への対応に失敗するリスク、当社のプライベートラベルのクレジットカードや提携クレジットカードに関連する当社のクレジットカードの取り決めによる収益やキャッシュフローが減少するリスク、当社の負債水準が事業を運営および拡大する当社の能力に影響を与える可能性があるリスク、当社および子会社が債務契約に基づく債務を履行できないリスク、当社の信用力の変化や市場環境の悪化により当社の金融資本市場へのアクセスが制限されるリスク、新会計基準の適用によって将来の業績に影響が生じるリスク、当社が自社株式買戻しプログラムに従って購入を見込んでいる株式の一部または全部の買い戻しを行わないリスク、当社の決算の過程で、または当社が未監査財務諸表に調整を加える必要が生じ得る後発事象の結果として、追加情報が発生する可能性のあるリスク。 

見通しと異なる業績をもたらす可能性のある要素に関する追加情報は、2022年3月15日に米国証券取引委員会に提出されたForm 10-Kに掲載の当社の年次業績報告書およびその後米国証券取引委員会に提出する報告書に記載されています。

これらの将来の見通しに関する記述は2022年8月25日付けの情報に基づいています。経験や将来の変化によって、明記または示唆された業績見通しが実現しないと明らかになった場合でも、当社は将来の見通しに関する記述を公式に改訂または修正する義務を負いません。
 

Gap Inc. について

Gap Inc. は、存在意義を原動力にするライフスタイルブランドを傘下に持つ、最大のアメリカンスペシャルティアパレル企業です。Old NavyGapBanana RepublicAthletaの各ブランドを通じて男性、女性、子供向けのウェアとアクセサリー、パーソナルケア製品を展開する世界的専門小売企業です。オムニチャネル対応能力を活かしデジタル世界と実店舗に橋を架け、ショッピングエクスペリエンスの強化を推し進めています。Gap Inc. は「Inclusive, by Design(多様性を受け入れる、デザインを通じて)」を同社の存在価値として指針に掲げ、従業員、コミュニティ、地球に対して正しい行動を取りながらカスタマーに愛される商品とエクスペリエンスを生み出しています。直営店舗とフランチャイズ店舗およびオンライン販売を通じて、世界各国で商品を提供しています。2021年度の純売上高は167億ドルでした。さらに詳しい情報はwww.gapinc.comにアクセスしてください。


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