Gap Inc.

2021年11月23日

* 以下は、米国本社Gap Inc.のプレスリリースの日本語訳です。英語の原文を読むにはこちらをクリック


Gap Inc. 2四半期の結果を発表

  • 3四半期の既存店売上高は2019年度のコロナ禍前の水準比で5%増、純売上高は1%
  • 当四半期はサプライチェーンの多大な制約が既存店売上高と純売上高に大きく影響する結果に
  • 当四半期のオンライン売上高は2019年度比で48%
  • 当四半期の売上総利益率42.1%は第3四半期としては過去10年間で最高
  • サプライチェーンの混乱の継続を踏まえ、当社は2021年度通期ガイダンスを修正

 

サンフランシスコ20211123自らの存在意義を明確に打ち出す10億ドル規模のライフスタイルブランド(Old Navy、Gap、Banana Republic、Athletaなど)を傘下に持つ米国最大手のスペシャルティリテーラーであるGap Inc.(NYSE: GPS)が、2021年度第3四半期の決算とともに、希薄化後1株当たり損失は47セントと発表しました。長期借入金構造の再構築に関連する費用とヨーロッパの運営モデルの戦略的変更に関連する純費用を除いた当社の調整後希薄化後1株当たり利益は27セントでした。 調整済希薄化後1株当たりの利益に関する追加情報(非GAAP財務指標)はこの指標に最も直接的に対応するGAAP指標との比較と共に本プレスリリースの最後にある表に掲載されています。

Gap Inc. CEOのSonia Syngalは次のように語りました。「勢いを増しながらスタートを切った第3四半期でしたが、サプライチェーンへの強い逆風を受け、カスタマーの強いニーズに十分に対応することができませんでした。しかし今年のホリデーシーズン、短期的な収益性への影響よりも長期的な成長機会を優先し、長期的なカスタマーロイヤルティ構築のために意図的な投資を行って空輸への切り替えを加速させました。現在直面している課題によって私たちの軸がぶれることはありません。それは10億ドル規模のブランドを成長させること、6,400万人を超えるカスタマーに生涯価値を高める商品とエクスペリエンスを提供して喜んでいただくこと、より良い未来をいち早く実現するためのビジネスの再構築とデジタル化を進めることです」

今年上期に発表した各四半期業績と同様、2021年度第3四半期の財務比較は、コロナ禍により2020年との比較が特殊となるため、主に2019年度との比較となっています。2020年度と2019年度の第3四半期の財務業績は本プレスリリース末尾の財務諸表に記載されています。


2021年度第3四半期の純売上高

コロナ禍に関連した工場の閉鎖や継続的な港湾の混雑など、グローバルサプライチェーンにおける混乱により第3四半期は商品の著しい遅延が発生しました。四半期を通じて在庫量が著しく減少したため、各ブランドがカスタマーの強いニーズに応えることができず、売上高に悪影響が及びました。サプライチェーンでの制約が続く中、Gap Inc. は空輸を増やし複数の港を利用することでホリデーシーズンの配送に関する継続的問題に対処することを発表しています。

Gap Inc. の2021年度第3四半期の純売上高は39億ドルで2019年度比1%減で、サプライチェーンの混乱による在庫の制約は概算8%ポイントの悪影響がありました。[1] 当社はeコマースプラットフォームへの投資、不採算店舗の戦略的閉店、国際市場でのビジネス拡大のためのパートナーシップなどを通じ、デジタル分野での優位性に引き続き力を入れています。オンライン売上高は2019年度第3四半期比8%増で、店舗の来店客数が戻りつつある中でもビジネス全体の38%を占めています。またデジタル戦略の加速に伴い、テクノロジーへの投資によりオンラインエクスペリエンスの向上を推進しています。第3四半期の既存店売上高は2019年比で5%増となりました。既存店売上はオンライン売上高および営業中だった既存店のうち前年度、今年度とも営業した日の売上高の合計を反映しています。

当四半期のグローバルブランド別純売上高と既存店売上高は以下のとおりです:

  • Old Navy純売上高は2019年度比で8%増。既存店売上高は2020年度比で9%減、2019年度比で6%増。当ブランドに対するサプライチェーン関連の商品遅延の影響は当社の他ブランドに比べ特にウィメンズ商品を中心として著しく大きく、売上に在庫高が追い付きませんでした。BODEQUALITYのローンチを受け、Old Navyのプラスサイズのカスタマー数は前四半期に比べて倍増し、うち15%がブランドの新規カスタマーとなっています。今回新たに獲得したカスタマーは家族のために複数のカテゴリーにまたがって買い物をする傾向が増えており、平均客単価の増加を促進しています。
  • Gap純売上高は2019年度比10%減で、店舗の完全閉店による純売上高の減少率は概算18%となりました。グローバルの既存店売上高は2020年度比で7%増、2019年度比で3%増でした。北米の既存店売上高は3四半期連続で前々年比増となり、2019年度比13%増。同地域では2019年度第3四半期以降190店舗近くを閉店したにもかかわらず、純売上高は2019年度比1%減に留まりました。Gapはこれまでにイギリス、アイルランド、フランス、イタリアでパートナーシップ契約を締結しており、これによりヨーロッパのビジネスにおける収益性の向上が期待されます。「拡大のためのパートナーシップ」戦略は引き続きブランドの親和性を高めています。Yeezy Gap Hoodieの発売はGap.com史上、1商品の1日の売上高の最高額を記録し、購入者の70%がブランドの新規カスタマーとなっています。さらにWalmart.comではGap Homeコレクションの第2弾を家具やラグなどを加え、品揃えを拡大して発売しました。 
  • Banana Republic純売上高は2019年度比で18%減、店舗の完全閉店による純売上高の減少率は概算10%となりました。 既存店売上高は2020年度比で28%増、2019年度比で10%減。Banana Republicは9月にブランドをリローンチし、さらに高品質な商品、オムニエクスペリエンスの差別化、親和性のあるマーケティングなど、カスタマーエクスペリエンスのあらゆるタッチポイントの改善に注力しています。Banana Republicは割引率を下げ販売価格を上げたことで、2020年度および2019年度の同四半期比で商品利益を拡大することができました。
  • Athleta純売上高は2019年度比で48%増。既存店売上高は2020年度比で2%増、2019年度比で41%増。Athletaは売上高20億ドル達成計画の一環として、認知度の向上とカスタマーエンゲージメント促進のための新たなタッチポイントへの投資を続けています。当四半期、Athletaは8月末にカナダでオンラインビジネスを開始し、9月末にはバンクーバーにカナダ初の直営店を、先週はトロントに2号店をオープンするなどビジネスを拡大しました。またコスタリカとヨーロッパでのフランチャイズ提携によりさらなる国際展開の基礎を築いています。 先月、AthletaはSimone Bilesと共同開発した初のアイテム、限定版ガールズフーディーを発売し、2022年の春には品揃えを拡大したコレクションの販売を予定しています。

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[1] 当社の2021年度第3四半期におけるサプライチェーンの混乱による売上高減少の概算は、2019年度上期に対する2021年度上期の成長傾向を織り込んだブランド別の予想純売上高と、2021年度第3四半期の決算書ベースの売上高との差額を反映しています。
 

2021年度第3四半期のその他の業績:

2019年度第3四半期比で:

  • 決算書ベースの売上総利益率は42.1%と2019年度比で310ベーシスポイント増でした。当社のヨーロッパ事業をパートナーシップモデルに移行したことに伴う利益を除いた調整後売上総利益は41.9%で、290ベーシスポイント増。増加の要因は下記のとおりです:
  • オンラインの成長、戦略的閉店、賃借料の再交渉による店舗関連費(賃料、共益費、減価償却費)の削減により、利益率が2019年度比で300ベーシスポイント押し上げられた。
  • 商品粗利は2019年度比でわずか10ベーシスポイント減。オンライン配送料に起因するほぼ200ベーシスポイント、空輸に関連する短期的な逆風に起因する約250ベーシスポイントが堅調な商品アクセプタンスを相殺した。
  • 営業費用は15.1億ドルで、決算書ベース純売上高の38.2%。当社のヨーロッパ事業をパートナーシップモデルに移行したことに伴う費用2,600万ドルを除いた調整後営業費用は14.8億ドルで売上高の37.6%を占め、2019年度の調整後営業費用よりも610ベーシスポイント増でした。当年度第3四半期の営業費用率は、新規施策を支えるためのマーケティング投資の増加、デジタルおよびサプライチェーンに関連する機能を強化するためのテクノロジー関連投資、インセンティブ報酬とフルフィルメント関連費用の増加が反映され、その一部が店舗関連費用の削減により相殺されました。
  • 当四半期の営業利益率は決算書ベースで3.9%。調整後営業利益率は4.3%で2019年度の調整後営業利益率から320ベーシスポイント減。ここには推定3億ドルとされる在庫の制約に起因する売上ロスと一時的な空輸コスト約1億ドルが含まれます。
  • 当四半期中、当社は担保付上位債22.5億ドルの償還と低利札の無担保上位債の発行により長期債務を再構築し、これにより年間の利息費用を約1.4億ドル削減できると見越しています。当四半期の純利息は4,300万ドルです。長期債務の再構築に関連し、 債務の償還による損失3億2,500万ドルを計上しました。
  • 当四半期の実効税率は29.3%。rate was 19.7%.当社のヨーロッパ事業の戦略上の変更および債務償還による損失の純粋な影響を除いた調整後実効税率は19.7%。
  • 決算書ベースの希薄化後1株当たり損失は40セント。長期借入金構造の再構築およびヨーロッパ市場のパートナーシップモデルへの移行に係る費用を除いた当四半期の調整後1株当たり利益は27セント。
  • 当期中に290万株の自社株式を7,300万ドルで買い戻し、当四半期の発行済株式数は3億7,400万株となりました。
  • 当社は2021年度第3四半期に1株当たり12セントの配当金を支払いました。さらに2021年11月10日には、当社の取締役会において第4四半期の1株当たり配当額を12セントとすることが承認されたと発表しました。
  • 当四半期末の棚卸資産残高は2019年度比で横ばい、2020年度比で1%減。第4四半期末の棚卸資産残高は前年比で6~9%増えると見込んでいます。ただし、サプライチェーンの不安定さが残っているためこの見通しは変更される場合があります。 
  • 当四半期末時点の現金、現金同等物、短期投資の残高は11億ドルでした。営業活動に伴う純現金収入から有形固定資産の取得による支出を差し引いた年初来のフリーキャッシュフローは、1億9,600万ドルでした。
  • 設備投資は2021年度累計で4億8,600万ドルでした。
  • 当四半期末時点で当社は40か国以上で3,459店舗を展開しています。その内の2,873店舗が直営店です。

非GAAP財務指標である調整後売上総利益、調整後営業費用、調整後営業利益、調整後実効税率、フリーキャッシュフローに関する追加情報はこれら指標に最も直接的に対応するGAAP指標との比較と共に本プレスリリースの最後にある表に掲載されています。


2021年度の見通し

決算書ベースの予想通期希薄化後1株当たり利益は45セントから60セントの範囲で、ここには社債の償還による損失3億2,500万ドル、主に事業売却活動とヨーロッパの運営モデル変更に係る純費用約1億2,000万ドルが含まれています。ホリデー商品の納期遵守率および他のサプライチェーンの問題の程度を熟考し、これらの費用を除いた調整ベースの予想通期希薄化後1株当たり利益は1.25ドルから1.40ドルの範囲です。このガイダンスにはサプライチェーン上の制約による売上の推定損失額5億5,000万ドルから6億5,000万ドル、当年度中の空輸コスト総額4億5,000万ドルが含まれています。先述の深刻な問題に起因する一時的コストと売上ロスを調整すると、事業の勢いは堅調です。

純売上高:当年度通期の予想収益成長率は2020年度比で約20%。

営業利益率:2021年度の決算書ベースの予想営業利益率は4.5%。調整ベースの予想営業利益率は約5%で、2023年度末までに営業利益率10%という目標達成に向け順調な進捗が見られます。

支払利息(純額): 通期の予想純利息費用は前回のガイダンスより4,700万ドル減の1億6,300万ドルで、第3、第4四半期の利率が低いこと、当社の全体的な債務残高の減少を反映しています。

実効税率:2021年度の実効税率は決算ベースで約23%になると見込んでいます。事業売却活動、ヨーロッパ事業の戦略上の変更、債務償還に係る損失の純粋な影響を除いた2021年度の予想調整後実効税率は約26%。

設備投資:引き続き、2021年度の設備投資額は約8億ドルになると予測しています。当社の「パワープラン2023」戦略にあるとおり、設備投資は主にデジタル、ロイヤルティ、サプライチェーン能力関連のプロジェクト等の成長投資とOld NavyおよびAthletaのストアの成長への投資に充てられます。

不動産:2021年度中、Old Navyを約30から40店舗、Athletaを20から30店舗を開店し、北米のGapおよびBanana Republicを約75店舗閉店する予定です。

 Gap Inc. のCFOを務めるKatrina O’Connellは次のように述べました。「マクロ環境に存在する眼前の課題を切り抜けるためにはかなりの努力を要するものの、当社のチームは長期的目標を見失うことなく目先の課題に迅速に対応することで大きく前進することができました。当社のブランドに対する需要は高く、店舗網の合理化と事業売却活動は順調に進んでおり、付加価値をもたらしています。営業利益率については、短期的な阻害要因への対処を迫られながらも計画どおり2023年までに10%を達成するという目標に向け順調に伸びています。リスク緩和策により多大な一時的費用が生じていますが、当社はこれを市場シェアの維持および各ブランドの健全性と親和性の向上のための投資と捉えています」

 

ウェブキャスト及びカンファレンスコールについて

本日、太平洋時間午後2時頃から3時頃まで、Gap Inc. のコーポレートファイナンスおよびインベスターリレーションズのヘッドを務めるJoe Scheelineが、当社の2021年度第3四半期の業績について概要説明を行います。この内容はカンファレンスコール及びウェブキャストで実況中継されます。概要説明にはScheeline氏の他、CEOのSonia SyngalとCFOのKatrina O’Connellも同席します。

カンファレンスコールに参加するには「クリックして参加する」というリンクをクリックし、カンファレンスからの着信を受けてください。このリンクは予定開始時間の15分までに有効になります。

クリックして参加する

電話で参加することを希望される場合は、1-855-5000-GPSまたは1-855-500-0477(参加者用パスコード:4762521)に発信してください。国際電話の場合は1-323-794-2078に発信してください。ウェブキャストはwww.gapinc.comよりアクセスできます。

GAAP財務指標の公表
本プレスリリースには米国で一般に公正妥当と認められる企業会計の基準とされるGAAPに従わずに算出された、「非GAAP財務指標」が掲載されています。以下に説明する非GAAP財務指標の目的は、投資家に対し当社の財務パフォーマンスに関する有益な情報を追加提供し、過去のパフォーマンスと今後の見通しの総合的理解を強化し、経営陣が財務面、経営面での意思決定に使用する重要な指標に対する透明性を向上することです。当社では投資家が経営陣の視点から財務パフォーマンスを見られるよう、また、当社の本質的な財務パフォーマンスを複数期にわたり同業界の他企業との比較において計算するための追加のツールとして活用できると考えているため非GAAP財務指標を提供しています。本プレスリリースに掲載されている各非GAAP財務指標の使用目的に関する追加情報は本プレスリリースに付属する財務諸表に記載されています。

本プレスリリースに掲載されている非GAAP財務指標は調整後売上総利益率、調整後営業費用、調整後営業利益、調整後実効税率、調整済希薄化後1株当たり利益、フリーキャッシュフローです。これらの指標では、本プレスリリースに付属する財務諸表で発表される一部の項目に対する影響を除外しています。

当社で使用する非GAAP財務指標はGAAPに従って算出された財務パフォーマンスの数値を代替するもの、またはそれらに優先するものとして考慮されてはならず、計算方法や調整の対象とする項目や事象の違いから他社で使用される類似名称の指標とは一致しない場合があります。 当社より投資家のみなさまに対しては、非GAAP財務指標およびそれらと直接比較が可能な本プレスリリース付属の財務諸表に掲載されているGAAP財務指標の照合を確認することとし、単一の財務指標のみによって事業分析を行わないよう強くお勧めします。当社が使用する非GAAP財務指標は、GAAPが定める標準的な定義がなく、いかなる包括的な会計規則もしくは原則に基づくものではないため、投資家にとっての有用性は限定的です。

将来の見通しに関する記述

本プレスリリース及び関連するカンファレンスコールやウェブキャストには、1995年米国私的証券訴訟改革法の「免責」条項に定義される将来の見通しに関する記述が含まれています。純粋に過去の事実に基づく記述以外はすべて将来の見通しに関する記述です。「予想する」、「見込む」、「考える」、「推定する」、「意図する」、「予定である」、「見積もる」などの用語やこれらに類似した表現も将来の見通しに関する記述とされます。将来の見通しに関する記述には次に関する記述を含みます:2021年度中の売上成長、サプライチェーンの混乱に起因する2021年度の売上損失および収益に対する悪影響、2021年度の決算書ベースおよび調整ベースの営業利益、2021年度の決算書ベースおよび調整ベースの1株当たり利益、新型コロナ感染症関連の工場閉鎖、港湾混雑・在庫の制約などのサプライチェーン上の制約の影響、空輸コスト増加や複数の港の利用といったサプライチェーンの混乱の緩和策、2021年度および2022年度のサプライチェーンの混乱に係る空輸コストおよび一時的なコスト、納期遵守率、ロジスティクス上の課題の緩和と市場投入スピードアップを図るための能力増強施策、当社の事業およびサプライチェーンの規模、製造業者および輸送パートナーとの関係、多国籍ベンダーの活用、「パワープラン2023」戦略とそれを実行する当社の能力、計画値に対する事業実績、当社ブランドに対する需要、顧客リーチの拡大、需要創出に対する当社の投資、成長・コスト削減・ロイヤルティ・スピード・機動性に対する当社の投資、デジタルトランスフォーメ―ションの加速とそれに伴うメリット、デジタル・eコマース・AI・在庫管理・テクノロジーへの投資と施策、サプライチェーン能力への投資、当社のeコマースチャネルの強み、当社におけるデータサイエンスおよびeコマースツールの活用、Old Navyによる体型の多様性に対応したサイズ展開とBODEQUALITY施策、Athletaの成長戦略とカナダ進出、AthletaWellとこれに関連する収益化のチャンス、Banana Republicのリローンチとカスタマーエクスペリエンスの強化、長期借入金構造の再構築とそこから見込まれる利益、2021年度の利息費用、今後の自社株式買戻し(時期と買戻し額を含む)、ヨーロッパの運営モデルの戦略的見直しの時期、費用、範囲とそれに関連して見込まれる費用上の影響、海外市場における当社の事業提携、事業売却活動の影響、2023年度の営業利益率、2021年度の決算ベースおよび調整ベースの実効税率、2021年度の設備投資、2021年度の開閉店数、店舗来店客数、当社顧客の商品アクセプタンス、割引率、顧客データベースの健全性、当社の主要な施策・戦略・ビジネス上の優先事項、需要および個人消費行動、市場シェアとブランド認知度に関するランキングにおける順位、当社のオムニチャネル機能、アパレルの流行、2021年および2022年の業界全体のアパレルおよびアクセサリーの売上予想、2022年の予想平均単価、当社のマーケティングへの投資が顧客の獲得維持に対して持つ力、アクティブ・フリース・デニム事業の2021年の収益、Walmart.comと展開するGap Homeの合弁事業およびその他既存のもしくは将来的なパートナーシップ、当社の「拡大のためのパートナーシップ」戦略および著名人とのパートナーシップ 、GapおよびBanana Republicの合理化、事業と店舗網の再構築、Gapブランドの根本的健全性の改善、新型コロナ感染症影響、販管費、マーケティング費用、在庫の伸びと2021年度第4四半期末の棚卸資産、2021年ホリデーシーズンの在庫、当社の配当金ポリシー(今後の配当のタイミングおよび金額を含む)、GapおよびBanana Republicの閉店、Old NavyおよびAthletaの出店、Old NavyおよびAthletaの店舗成長への投資、当社のバランスシートの強み、先日ローンチした統合ロイヤルティプログラムを含めた当社のロイヤルティプログラム、固定費構造。

 

これらの将来の見通しに関する記述にはリスクや不確定要素が含まれるため、将来の見通しに関する記述に記載されている内容から当社の実績がかけ離れる原因となる重要な要素も存在します。これらの要素には以下のリスクが含まれますが、これらに限定されません。いずれのリスクも当社の財政状態、経営成績、信用に悪影響を与える可能性があります:決算の過程または当社が財務情報に調整を加える必要が生じ得る後発事象の結果として生じる追加情報発生のリスク、世界的な経済環境全体および新型コロナ感染症の世界的流行に関連するリスク、経営陣の現時点での予想よりも経済状況が悪化するリスク、世界的なサプライチェーンの混乱が当社の事業と経営に与える影響を軽減しカスタマーの需要に見合う在庫を維持することができず業績に悪影響をおよぼすリスク、当社または当社のフランチャイズ加盟社が衣料品の流行や消費者嗜好の変化の評価に失敗するリスク、ブランドイメージの維持、強化、保護に失敗し経営成績に悪影響が及ぶリスク、米国および国際市場における当社事業の激しい競合性、さまざまなリスクや不確実性にさらされる戦略的取引への参加またはその模索に関連するリスク、カスタマー・デジタル・ロイヤルティ・サプライチェーン・オムニチャネルショッピングに関わる施策への投資が期待通りの結果をもたらさないリスク、主要幹部の後任人事や人材の保持、有能な人材の継続的誘致に失敗し当社の経営成績に悪影響が生じうるリスク、当社が効果的な在庫管理に失敗した場合に当社の売上総利益率に悪影響が生じるリスク、グローバル調達と製造に関連した当社事業(費用およびサプライチェーンを含む)に対するリスク、ベンダーが当社の定めるベンダー行動規範を順守できない場合など、海外からの商品輸入に関連した当社の評判や事業活動に対するリスク、当社が費用の増加、法律違反、法律上および財務上の重大なリスク、当社のセキュリティ対策への信頼喪失をもたらす恐れのあるデータの漏洩およびその他のセキュリティ違反にさらされ当社の経営成績や評判に悪影響が生じうるリスク、当社のITシステムの障害、更新、変更により事業活動に支障をきたすリスク、経験の少ない地域での事業活動能力を含め当社の国際的な事業拡大への取り組みに対するリスク、当社のヨーロッパ店舗の運営に関するフランチャイズパートナーとの計画が当社ブランドの成長とリーチの拡大において成功を収められないリスク、当社または当社のフランチャイズ加盟社が新店舗の開店地の特定、交渉、確保や、既存店リース契約の効果的な更新、改定、解約に失敗するリスク、当社のフランチャイズ加盟社によるフランチャイズ店運営が当社の直接の管理下になく、当社のブランド価値を傷つけうるリスク、貿易問題が費用の増大や当社への衣料品供給量の縮小を引き起こし当社の事業、財務状況、経営成績に悪影響を与えるリスク、外国為替レートの変動が当社の財務実績に悪影響を与えうるリスク、既存店売上高や利益率に変動が生じるリスク、自然災害、公衆衛生の危機(現在の新型コロナ感染症をめぐる状況やそれに類するものを含む)、政治危機、世界的な気候の悪化、その他の大惨事が起き、当社もしくはフランチャイズ加盟社、ベンダーの経営成績および財務実績に悪影響が生じうるリスク、世界経済の状況や個人消費行動における変化が当社の経営成績に悪影響を与えるリスク、当社が種々の法的手続き、訴訟、紛争、賠償請求に対する弁護に失敗するリスク、規制または行政状況の変化が当社の財務状態および経営成績に悪影響を与えうるリスク、当社のプライベートレーベルや提携クレジットカードに関連する当社のクレジットカードの取り決めにより収益やキャッシュフローが減少し、当社の経営成績やキャッシュフローに悪影響が生じうるリスク、当社の信用力の変化や市場環境の悪化により当社の金融資本市場へのアクセスが制限され、財務状況や事業施策に悪影響が生じるリスク、当社もしくは子会社が長期借入金の残高に対する債務を履行できないリスク、新会計基準の適用によって将来の業績に影響が生じるリスク、当社が自社株式買戻しプログラムに従って購入を見込んでいる株式の一部または全部の買い戻しを行わないリスク。

見通しと異なる業績をもたらす可能性のある要素に関する追加情報は、2021年3月16日に米国証券取引委員会に提出されたForm 10-Kに掲載の当社の年次業績報告書およびその後米国証券取引委員会に提出する報告書に記載されています。

これらの将来の見通しに関する記述は2021年11月23日付けの情報に基づいています。経験や将来の変化によって、明記または示唆された業績見通しが実現しないと明らかになった場合でも、当社は将来の見通しに関する記述を公式に改訂または修正する義務を負いません。

 

Gap Inc. について

Gap Inc. は、存在意義を原動力にするライフスタイルブランドを傘下に持つ、最大のアメリカンスペシャルティアパレル企業です。Old NavyGapBanana RepublicAthletaの各ブランドを通じて男性、女性、子供向けのウェアとアクセサリー、パーソナルケア製品を展開する世界的専門小売企業です。オムニチャネル対応能力を活かしデジタル世界と実店舗に橋を架け、ショッピングエクスペリエンスの強化を推し進めています。Gap Inc. は「Inclusive, by Design(多様性を受け入れる、デザインを通じて)」を同社の存在価値として指針に掲げ、従業員、コミュニティ、地球に対して正しい行動を取りながらカスタマーに愛される商品とエクスペリエンスを生み出しています。直営店舗とフランチャイズ店舗およびオンライン販売を通じて、世界各国で商品を提供しています。2020年度の売上は138億ドルでした。さらに詳しい情報はwww.gapinc.comにアクセスしてください。 
 


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