地域社会における      水資源の      レジリエンス

A young girl filling a cup with water

私たちは水へのアクセスは人権であると考えており、世界の多くの地域で清潔な水の入手が難しくなっていることは深刻な課題です。現在、世界の人口の3分の1は水質が悪いか、水資源が乏しい国に住んでいます。

水の危機は、アパレル産業の主な調達先である国々やコットン栽培地域で非常に深刻です。Gap Inc. の衣料品の製造に従事している人の大半は女性です。当社の主な調達先国の多くの女性にとって、水と衛生(WASH)に関するサービスへのアクセスやその費用負担は大きな課題となっています。また、水ストレスに関しては極端に重い負担が女性にかかっており、1日に何時間も歩いて水汲みに行かなければならないこともあります。コットン栽培とテキスタイル製造の両方について重要な拠点であるインドでは特にそうです。

目標

進捗

2023年まで

米国国際開発庁とGap Inc. による「女性と水のアライアンス」を通じて、インドのアパレル産業が関わる地域において、女性100万人を含む200万人の人の水へのアクセスと衛生環境が改善され、活躍が促進されることを目指しています。

2021年

2017年以降、150万人まで達成しました。

私たちのアプローチ

包括的なウォータースチュワードシップ戦略の一環として、ただ水を効率的に使用したり、水への影響を減らすことだけにフォーカスしているのではありません。世界の水の危機によって最も極端に大きな影響を受けている女性たちと直接関わることに重点を置き、私たちが関わる地域社会の水レジリエンスを高めるための投資もしています。

戦略的パートナーとともに、P.A.C.E. プログラムを通じて水と衛生(WASH)に関する教育、各種サービスへのよりよいアクセス、女性や地域社会へのWASH関連融資、コットン農家が現場でウォータースチュワードシップのベストプラクティスを取り入れるためのトレーニングを提供します。パートナー施設では、Gap Inc. のベンダー行動規範によって、衣料品製造従事者のWASHニーズが満たされていることが求められています。また、P.A.C.E. の職場向け、コミュニティ向けのプログラムでは、世界中の女性にWASH教育を提供しています。

女性と水のアライアンス

地域社会における水資源のレジリエンスに対する私たちのアプローチは、米国国際開発庁(USAID)と結んだ6年計画の官民パートナーシップによって現在進められています。この「女性と水のアライアンス」では、100万人の女性を含む200万人の人の水と衛生環境へのアクセスを2023年までに改善することを目指しています。

インドのコットン栽培と繊維生産の中心地であるマディヤ・プラデーシュ州とマハーラーシュトラ州のゴーダヴァリ川、ナルマダー川、ガンジス・ブラマプトラ川の流域を中心に私たちは活動しています。女性と水ベースライン評価によると、水ストレスに直面しているこれらの地域では、各家庭が1日平均1.5時間を水汲みに費やしており、水や衛生環境へのアクセスが乏しいことによって月の潜在収入の約9%を失っていることが分かりました。

私たちの実行パートナーである、CARE、WaterAid、Water.org、Institute for Sustainable Communities (ISC) と共に、これらの地域が清潔な水や衛生環境にアクセスできるようサポートし、女性が地域の水資源を持続的に管理できるスキルを身に着けるための支援を行っています。P.A.C.E. のライフスキルと自己効力感プログラムは、WASHカリキュラムとともに、女性が地域社会の水インフラを率先して改善できるようリーダーシップスキルを支援することを目的としています。パートナーは、女性やその他の地域住民が自治体の運営や村の水安全保障計画づくりに参加できるよう活性化し、女性が家庭での水利用や衛生環境の改善のためにローンを組めるよう資金調達を促進し、コットン農家がより持続可能な手法と水のスチュワートシップを身につけられるようトレーニングします。評価パートナーである国際女性研究センター(ICRW)とInstitute for Sustainable Development Impact(I4DI)がプログラム評価を通じて支援を行っています。